【大会レポ】横浜マラソン2022をマラソン初心者が走った結果をタイムと共に大公開

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こんにちは!みにもです😃

フルマラソン完全初心者の私が、2022年10月30日に開催された横浜マラソンにて42.195kmを完走してきました!

走ってみた感想は、

死ぬほどキツかった…

練習をまともにしていなかったので、当然と言えば当然ですが、ほんっっっとうにキツかった…!!

これからフルマラソンを予定しているフルマラソン初心者の方々!私を反面教師にしてぜひ今から練習に取り掛かってください!

私の練習法はこちら↓

今回は初心者の方に向けて、リアルな大会当日をお届けします。

実際のタイムも入れながら大会レポしていくよ!

こんな人におすすめ
  • これから初フルマラソンを予定している人
  • フルマラソンを完走できるタイム(ペース)が知りたい人
  • いつかフルマラソンを走りたい人

会場へ

10月30日当日は秋晴れで、とっても気持ちの良いお天気でした☀️

8:30スタートなので、1時間半前の7:00頃最寄駅である、みなとみらい駅に到着するように出発!

みなとみらい駅までは自宅から30分ほどなので、朝4:30頃に起床し、朝ごはんを食べました。

朝ごはんは、エネルギーになるゼリー飲料とオレンジジュース、おもち1個を食べました。

当日の持ち物はこちら↓

自宅からみなとみらい駅まで時間がかかる方はホテル前泊をおすすめします。

朝余裕を持って準備をできると、良いパフォーマンスを発揮できるかなと思います。

↓こちらは桜木町の駅すぐのホテルでアクセスも良く、部屋もキレイなのでおすすめです。

私自身、たった1ヶ月の練習でしたが、走ることに慣れてきたこともあり、完走できる謎の自信がありました(笑)

むしろ、サブ5(5時間以内にゴールすること)とか狙えちゃうかも…なんて思っていました。

この時の私を殴りたい…

みなとみらい駅でトイレ行ったりした後、7:30頃私のスタート地点へ。

私はHブロックスタートでした。

気温も上がってきており、走る格好(ロングTシャツの上に半袖Tシャツ)でも寒くなかったので、その格好のまま地面に座り、待機しました。スタート30分前にはエネルギー補給のゼリーを飲み、スタートに備えました。

初フルマラソンスタート!

8:30にスタートの号砲がなりましたが、私たちHブロックはピクリとも動きません。

事前に調べたところによると、最後尾ブロックは、8:30の号砲から30分後くらいにようやくスタート地点に立てるとの事…

横浜マラソンは制限時間6時間30分の大会で、制限時間には比較的余裕があるのですが、

スタートに30分もかかるとなると実質の制限時間は6時間ほどしかありません💦

ただ私はサブ5を目指していたので、制限時間など特に気にしてもいませんでした←本当におバカです…

ゆるゆると歩いて、スタート地点に辿り着いたのは、スタートから25分後の8:55でした。

スタート!

私は7min/kmで走ることを決めていました。

練習では10kmちょっとを6:40min/kmペースで走れていたので、少しペースを落とした7min/kmなら30kmくらいいけるんじゃないかと。

そのペースなら、後半ちょっと落ちてもサブ5いけるかもしれないと。愚かです。

そのため、7min/kmペースで好調に走り出しました。

ただ、走りはじめてすぐは周りにたくさんの人がおり、避けながらの走行だったので、なかなか体力を使ってしまいました。

しかも晴天が故の直射日光がキツく、5kmほどで大量の汗をかいていました。

10kmまでのペースです↓

これをみてもらえるとわかる通り、開始10kmはとても順調なペースで走ることができました。

10km

10km超えてきてからが私の未知への挑戦でした。

しかし、できるだけペースは乱さないように、淡々と走りました。

気温も大分上がってきていたので、給水ポイントでは必ず水分補給を行うようにしました。

さらに、持ってきていたエネルギーゼリーも1時間おきに摂取し、エネルギー切れを起こさないようにし、塩タブレットをなめることで熱中症防止を行いました!

10km~20kmまでのペースです↓

これを見てわかるように、少しずつ失速しているのがわかります。

横浜マラソンは高速道路を走れることがウリの一つなのですが、その高速道路にいつまで経っても入らない!という気持ちもペースをどんどん下げて行きました…

20km

20km過ぎたところでようやく高速道路の入り口です!

ここまで長かった…!

ここまでで2時間56分です。

緑の標識の上の電光掲示板に、【ようこそ首都高へ!マイペースで!】と表示されています。

こういうちょっとした応援も元気になります☺️

念願の首都高です😭

実はこの時点でもう足は限界を迎えていました。

この20~30kmが私にとっては地獄の10kmとなったのでした…

まずは私の20~30kmのペースをご覧ください↓

普通に歩くのも困難なほど足が痛くなりましたが、立ち止まったらもう2度と動けなくなりそうで必死に前へ足を運びました。

1km走っては1kmゆっくり歩き、次第に歩くことしかできないように…

さらに首都高は道路に傾斜がついているため非常に走りにくく、それも足にダメージを与え続けました。

楽しみにしていた首都高も、まっすぐな道ゆえにまだ残る道のりの長さを痛感させる苦痛の道へと変貌し、昼時の厳しい日差しを隠してくれる建物も一切ない過酷なものとなりました。

しかもこの過酷な道は15kmほども続くのです。

27km地点、私の頭はリタイアが頭をよぎっていました。

そこで、フルマラソン参加にあまりいい顔をしていなかった夫に電話しました。

『リタイアしても良いんじゃない?』

その一言を聞くために。

しかし、夫は『30kmまで頑張ってみたら?』と。

私は半ば泣きながら足を前に運びました。

30kmあたりで8min/kmペースメーカーの集団に追い越されましたが、もうすでについて行くことはできませんでした。

30km

ようやく30kmまでやってきました。

世間では30kmの壁という言葉があるらしいですが、練習してこなかった私にとっては25kmの壁でした(笑)

30kmを超えてからは、気持ち的に回復して再度完走を目指し始めました。

足は今だに激痛が走るので、歩いたり、走ったりの繰り返しですが、立ち止まりはしませんでした。

30~40kmのペースです↓

30kmまで関門時刻とは無縁でしたが、第11関門である36.5km地点の湾岸道路入り口で「関門閉門まであと〜分です!」と聞こえてきました。

各関門時刻を把握していなかった私は、どれくらいの時間的余裕があるのか分からず、焦りました。

ここまできて関門に間に合わずリタイアはありえない!と。

さらに40km地点あたりでスタッフさんが

「みなさん!ここまで来たんだからあと少し頑張りましょう!私より前にいれば絶対に関門間に合います!」

と手を広げながら、一緒に走ってくれました!

それを聞いてパワーをもらった私は、疲れている40km地点ながら7:19min/kmのペースで走ることができました。

あの時のスタッフさんには感謝してもしきれません。

私ってまだ走れたんだ!とびっくりするくらい、その後しっかり走れました。

40km

ここまで来ればあとはゴールを目指すのみ!

40~42.195kmのペースです↓

後半は流石に失速しましたが、スタッフさんに鼓舞された効果は3kmほど持続し、関門も無事全て通過しました!

ちなみに、上の画像が42.6kmになっているのは、ゴール後アプリを停止し忘れたためです💦

Finish!

フルマラソン完走しました〜!!

こちらが最終的な結果です!↓

サブ5なんて夢のまた夢でした(笑)

サブ6というか制限時間ギリギリでした(汗)

走り切って、立ち止まった途端に足がガクガクして普通に歩くのも困難に…

今までよく足動いてたな…という感じでした。

とりあえず、制限時間はギリギリですが、なんとか完走しました!

横浜マラソン2022の完走率

公式サイトによると横浜マラソン2022のフルマラソン完走率は、

出走者数 17,879人  完走者数 16,466人

完走率 92.1%

でした。

男女別だと、

男子出走者数 15,015人  男子完走者数 13,944人

男子完走率 92.9%

女子出走者数 2,864人  女子完走者数2,522人

女子完走率 88.1%

https://yokohamamarathon.jp/2022/wp-content/uploads/2022/10/66b15d31adfae4115cc659bd21c06609.pdf

横浜マラソン2022開催結果

でした。

2019年の完走率も93.7%と90%を超えていたので、

100人に90人完走できるなら自分も完走できると簡単に思ってしまいました。

が、何度も言いますが、私は非常にギリギリでした。

フルマラソンで着用して特に良かったもの

フルマラソンで着用して特に良かったものの1つは、5本指ソックスです。

私はタビオというメーカーのものを使用しました。

また、靴擦れ防止で、足指の間や足全体にワセリンを塗りました。

このおかげか靴擦れは一切ありませんでした。

フルマラソンで着用して良かったものの2つ目は、ランニングタイツです。

過去2回ハーフマラソンを走った際は、普通のタイツで参加したのですが、完走後に1ヶ月ほど膝が痛い状態が続きました。

今回はフルマラソンで、その倍の距離であるにもかかわらず、膝の痛みは全くありませんでした。

少しお高いのですが、足運びもしやすくなりますし、怪我をしないためにも初心者は着用した方がいいです。

フルマラソンを走ってみて

フルマラソンは思ったよりもずっっっと辛かったです!

1ヶ月の練習では気力でなんとかするしかないっていうのを痛感しましたし、運動習慣のない人の無練習では絶対に走りきれません!

1ヶ月だけでも練習しておいて良かったという気持ちです。

ただ、完走した後の達成感は何事にも変えられません。

走った直後は『もう2度とフルマラソンはやらない!』と思っていたのですが、時間が経ってくるともう一度リベンジしたいな〜という気持ちになったりするので不思議です。

そして、スタッフの皆さん、沿道で応援してくださった皆さんにたくさん力をもらいました。

その方々がいなければ私は完走できていないと思います。

それくらい力になりました。

暑い中、長時間応援したり、ボランティアをしてくださった方々、頭の下がる思いです。

この場を借りて、お礼を言わせてください。ありがとうございました!

ちなみに、夫の「30kmまで頑張ってみたら?」の言葉。

真意を聞いてみたところ、「リタイアを促すのは簡単だけど、リタイアして後悔するのは筆者だから後悔してほしくなかった」とのこと。

今になってみると、あの時リタイアしていなくて本当に良かった!

夫も陰ながら支えてくれてありがとう!

これから初フルマラソンを走る人に伝えたいこと

これから初のフルマラソンを控えているあなた!

今日から練習しましょう!

フルマラソンは練習なしで完走できるような甘いものではありません。

私のように泣きながら走ることにならないためにも、今すぐ練習を始めましょう!

練習期間が長ければ長いほど完走できる可能性は上がると思います。

思い切って申し込んだフルマラソン、完走で締めくくりましょう!

そして、私が今回走ってみて思ったことが、

大会当日走る時間帯で何度か走る練習をした方がいい

私は普段の練習は朝5:30という早朝の涼しい時間帯に行っていました。

そのため、大会の10:00~12:00の暑い時間帯に対応しきれなかったように感じました。

あとは気力があれば走りきれます!

スタッフの方々、沿道の方々からの応援はとても力になります。

その力を借りて走り切りましょう!

みなさんが私のように辛い思いをしなくてもいいように、と今回は書かせていただきました。

私の記事を読んだあなたなら大丈夫です!完走できます!

応援しています🇯🇵

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