私はかつてマキシマリストでした。
自分のモノはあればあるほどいいと、常に欲しいものを探していました。
今では大量のモノを手放してスッキリとした部屋で暮らしています。
モノを手放すには技術が必要です。
私はモノを手放す技術を習得するのに数ヶ月時間を要しました。
なぜなら、私は自分のモノは捨てないという思考から変えていかなければならなかったから。
以前の私は、整理しよう!となったら、引き出しを全部出して、それをキレイにしまい直して整理整頓していました。
モノの量が変わっていないので1ヶ月後にはもう元通り。
整理整頓では根本的な解決にはならないと気づくのにだいぶ年月がかかりました。
そんな私が年月をかけてたどり着いた、モノの手放し方をご紹介します。
- モノの手放し方がわからない
- もったいなくて捨てられない
- 家を快適にしたい
モノの手放し方
ステップ1, 全出しする
まずは小さいスペースから始めましょう。
引き出しやクローゼットなど、1日で終わりそうな所を選んでください。
そしてその中身を全て出してモノの量を把握しましょう。
ステップ2, 取捨選択する
ここが1番大事なステップです。
必要不要で選別します。
この時に『いつか使うかも』や『何かに使えるかも』は禁止です。
今すぐ使うもの or 過去1年以内に使ったもの
のみ必要として選別してください。
また、複数個ある場合は1つにしてしまいましょう。(ペンなど)
ステップ3, 保留ボックスを作る
今すぐ使うもの or 過去1年以内に使ったものではないけれど、また使うかもしれないとどうしても捨てる判断がつかないものは保留ボックスを作成しましょう。
保留ボックスは1ヶ月毎など定期的に点検し、保留ボックスが不用品収納ボックスにならないように注意してください。
ちなみに私はクローゼットの整理をした際、保留ボックスとしてキレイなゴミ袋を使用しました。
結果、その保留ボックスのものが再度クローゼットに収まることはありませんでした。
そのゴミ袋はそのままゴミとして出しました。
ステップ4, 不用品の処分をする
あとは不用品を処分します。
不用品の処分方法はいくつかあるので、下記で解説します。
ステップ5, 残すものを収納する
不用品を選別したら残すものを収納しましょう。
この時に、新たに収納用品を買うことは絶対にしないでください。
とりあえずは家にある収納用品で代用するか、紙袋も収納用品の代わりになるのでそれで代用してください。
この5ステップを繰り返していけば、家の中がスッキリすること間違いなしです。
不用品の捨て方
ゴミの日に出す
不用品をゴミとして捨てる場合は、分別はしっかりと行いましょう。
粗大ゴミに出す
大きい家具、家電を手放す際は市町村に粗大ゴミの回収依頼をしましょう。
粗大ゴミは普通ゴミよりも出すのに手間がかかるので後回しにしてしまいがちですが、大きいものがなくなると小物とは比べ物にならないほど家の中がすっきりします。
年末だと1ヶ月待ちになることもあるので、早めに手配することをおすすめします。
捨てる以外の手放し方
初めのうちは不用品であっても物を捨てることに罪悪感があると思います。
どうしても捨てられない方は以下の方法で手放してみましょう。
フリマアプリで売る
メルカリやラクマなど様々なフリマアプリがあるので、そちらに登録して売ります。
フリマアプリのメリットは、意外なモノでも高く売れるということ。
デメリットとしては、すぐに売れるとは限らないということです。
その間は不用品が家にあるままになってしまうので、期間を決めると良いかもしれません。
リサイクルショップに持ち込む
フリマアプリより手軽に不用品を手放せますが、ほぼ現金化できないのがリサイクルショップです。
しかし、まとめて持ち込めば一気に手放せるので一刻も早く生活を楽にしたい方はリサイクルショップをおすすめします。
私は近くにリサイクルショップがなかったのと、車を持っていないのでまとめて手放せないのとで利用できませんでしたが…
寄附する
不用品の寄附を受け付けている団体があります。
団体にもよりますが、送料のみこちら負担で段ボールなどに入れて送るだけです。
不用品を手放せて社会貢献もできるなら一石二鳥ですね。
私は大量のぬいぐるみを所持していたので、それらを寄附させていただきました。
ぬいぐるみは思い出もあり捨てにくいですし、メルカリでもなかなか売れません。
ぬいぐるみや人形を手放そうと考えている方は寄付は良い選択肢になると思います。
知り合いに譲る
良いものだったり、まだ使えそうなものなら友人や知り合いに譲るという方法もあります。
この方法で気をつけなければならないのは、モノの押し付けにならないようにしなければなりません。
欲しいと言った場合だけ譲るようにしましょう。
基本的には自分で処理しましょうね。
不用品整理の優先順位には気をつけよう
不用品には手放しやすいもの、手放しにくいもの、選別に時間がかかるものがあります。
手放しにくいものや選別に時間がかかるものから取り掛かってしまうと、部屋がスッキリするまでに時間がかかってすぐにメリットを得られません。
そのため、基本的には引き出しなど小さい場所からですが、優先順位には気をつけましょう。
後回しにした方が良いものはこちらです。
思い出のもの
書類
思い出のものは手放すと後悔する可能性がありますし、作業中に思い出に浸ってしまいがちです。
書類は取捨選択に時間がかかりますし、スキャンして取っておくならそれにも時間を要します。
手放すスキルが上がってきてからこれらに取り組むことをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
上記を実践してモノを手放す技術を習得しましょう。
- 全出しする
- 取捨選択する
- 保留ボックスを作る
- 不用品を処分する
- 残すモノを収納する
モノを手放す5ステップを実践してスッキリした部屋を作っていきましょう。
定期的に不用品の巡回をするとモノの量を増やさずにキレイな部屋を維持できるので、ぜひそちらも合わせてやってみてください。